the other side of XXX
2013年を振り返るにあたって触れておきたかったあれやこれやです。順位付けは一切行っておりません。
01
Kazuma Kubota - Two of a Kind
http://kazumakubota.blogspot.jp/

わたくし別にノイズ詳しくも何ともないんですが、この人の曲は凄いと思いました。 環境音とハーシュノイズとアンビエンスがちゃんと音として調和するって事を概念としてだけではなく曲としてきちんと納得できる形で示して頂いたと言うか、こういうことなのかも!って思わせてくれました。感謝。
02
The Space Lady - Major Tom/Rader Love
詳しいことはわからないと言うか何者なんでしょうか?
活動開始から35年を経てようやく出した正式な作品らしいです。
実に魅力的です。

https://soundcloud.com/nightschool/sets/the-space-lady-major-tom-radar
http://www.youtube.com/user/WingedHelmetLady
03
Kinetic - Kinetic
どうもショップのレビューなどによるとジャズらしいです。俺にはそうと感じられず凹みます。単にジャズ聴いてないから知らないだけだろって話ですが。
そんな事はどうでも良くてとにかく音がヤバい!最初聴いた時Radian並じゃん!って。
ドラマーの服部正嗣さんとウッドベース奏者かつノイジシャンでもある千葉広樹さんによるユニット。
インプロと電子音響にも造詣が深いお二人だからこそのヤバさなのではないか、と。

http://youtu.be/UwmRADNVtNU
http://youtu.be/hsl5ViDKyjU
04
KOITAMA
http://www.koitama.com/

フリーで精力的に曲をリリースし続けてる日本人ラッパー。
彼のおもしろい所は、ラップスタイル自体が日本語でラップするということに対する批評なんじゃないかと思える点です。
とにかく言葉が明瞭、英語の発音もカタカナ英語です。
バイリンガル的かつ本場アメリカのラッパーと遜色ないフロウを出せるラッパーがここ数年非常に脚光を浴びてますが、その対局に居るかのようです。
そしてとにかく真摯。カッコよろしいです。
05
Akio Suzuki and Lawrence English - Boombana Echoes
音盤紹介から引用いたしますれば、

豪ブリズベンの北側にある、500mほどの間にユーカリの森から亜熱帯雨林に変わるエリア”ブーンバナ”で、蝉やバッタの音で溢れかえる森のフィールドレコーディングを行い、その後鈴木はスチール製の缶と長いスプリングで構成される自作楽器”アナロポス”と、イングリッシュはハンド・パーカッションやエレクトロニクスを用いてブーンバナで行ったフィールドレコーディングにインスパイアされた作品のシリーズを一晩で録音。蝉の声はトーンジェネレーターとフィルターに置き換えられ、トラックにはブーンバナの動植物の名前が付けられています。

だそうです。

乱暴な言い方すれば上記のような構造の音楽はどれもそうっちゃあそうなんですが、創作音具によって発せられる聞いたこともないような音、耳を澄ませば澄ますほど微細な音が隠されている環境音、要所で入ってくる演奏が生む変化等が相まって聴けば聴くほど新しい発見が生まれます。
https://soundcloud.com/experimedia/akio-suzuki-and-lawrence
06
Chance The Rapper - Acid Rap
フリーミクステで一番好みなのがこれです。
http://www.livemixtapes.com/mixtapes/21980/chance-the-rapper-acid-rap.html

他に下記なども好きです。
Joey Bada$$ - Summer Knights
(フリーDL期間終了?)

The Underachievers - The Lords Of Flatbush

El-P + Killer Mike - Run The Jewels
07
Grim Talkers
2013年短期間に2枚のアルバム叩き出しました。どちらもヤバいです。
ビートメイカーBLAHMUZIKとノイズ・グループ GUILTY C.のメンバー FTSによるデュオ。
聴かなきゃわかんない類のもんです。それも足使ってね。
08
さくら学院 - 顔笑れ
いま一番入れ込んでるアイドルグループの最新曲なのですが、期待が大きすぎたのか2013年私的一番残念な曲となってしまいました。
そもそも楽曲だけでどうこう言っても仕方ないタイプのグループではあるのですが、どんなに好きでもダメなもんはダメなんだなーって。
http://youtu.be/xAChgvtPspo
09
大森靖子
わたくし林檎某が大っ嫌いでして。
なので彼女も基本的には好みではありません。
しかしとある大好きなアイドルグループとよく絡むものですからその表現に触れる機会が何度かありました。(彼女たちの違った魅力を引き出してくれてありがとう。)
曲も歌詞も騒がれてるほど良いとは感じませんが、一曲の中に強烈なパンチラインが必ずひとつはあるんです。それはそれは鮮烈なのが。
負の感情を越えて刺さる言葉って実はあまりないので。

http://youtu.be/uV4yRwqwCio
http://youtu.be/QOJtWMyhD4Y
10
Chicago Bop
音としてはこちらとかコンピですし。
Chicago Boppin - Chicago Poppin
http://www.datpiff.com/Chicago-Boppin-Chicago-Poppin-mixtape.539379.html

最近出たこれなんかも。
Sicko Mobb - Super Saiyan Vol. 1
http://www.audiomack.com/album/wegothiphop/sicko-mobb-super-saiyan-vol-1-wegothiphop

そして何よりもこの独特のダンス。いいね。他にもイケてるダンス動画たくさん。
http://youtu.be/0lSy9m-Z8Kw?t=15s
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